
パンアメリカンハイウェイ

世界遺産:
ナスカの地上絵 |
スペイン人が作ったのか、中庭のプールを取り囲むように部
屋があり、趣きのあるホテルに着いた。建物は古いが部屋も
広くミニバーやベランダもありなかなか良い。シャワーを浴び
て荷物を整理する。体調が思わしくなく毎日が着いたらすぐに
寝るだけである。今日も日本から一緒のお姉さんが、ホテル
の備品や設備で不都合なことはありませんか。明日は、7時1
0分出発です。具合が悪くなったらすぐ知らせてくださいとのこ
とだったので、「横のベッドが空いているので気分がすぐわか
るように、今晩も空けていますからどうぞ」と言ったら、それくら
い言えるなら大丈夫でしょうと笑われながら切られてしまった。
今日も寝られなく早く起きてしまって誰もいないフロントを抜
けて散歩する。子供が2人が箱を持って座っているのを横目
でみながら出た。ホテルの回りだけであるが、早朝なのか何
故か新鮮である。レストランに向かい食べられない食事をして
フロントに向かう。バスに乗り込むとき2人の子供が靴を磨け
て言ってくるが運動靴なのでする必要がないと言ってバスに乗
り込むと。よく考えてみると枕チップは1ドルと言われていた
が、この旅では一度もやっていなかった。
バスは、7時10分に出発した。家の上に鉄筋を伸ばしてい
るのは、お金が貯まったら2階を造る意志とのことらしい。食
材の車が所狭しと並んでおり、市場らしくものも見える。10分
でに到着して搭乗手続きを行う。搭乗事務所の横のショップで
絵葉書を買う。さらに時間があるので道路を隔てた公園事務
所の奥にショップがあったので絵葉書を加えて買った。横には
アイスの店があって男性諸君がたむろして食べている。この
公園の芝生には世界を回っている人々が夜にはテントを張る
らしく今は人はいない。搭乗のためにセスナがいるところに向
かおうとすると、子供たちが絵葉書のセットを売りに来るの
で、子供たちの事情を知っているので買ってしまう。前のセス
ナが離陸するまでに案内する彼女と乗るセスナと写真撮影す
る。乗る前に簡単な説明を受け、操縦席の隣に乗ることに成
ってしまいシートベルトとビデオとカメラの準備を終えた。ひょ
んこひょんこしながらセスナが進む。エンジンがフル回転する
と操縦席にチップありごとうございます。と張られているのが目
に付く。チップは乗る前に地元の添乗員が言われるままにや
っている。管制塔から指示を受け、離陸開始したセスナは、大
空に向かって飛び立つ。紀元100〜600年頃栄えたナスカ
文明。900kuにわたる広大な平原(パンパ)200個程点在
する。10mから350mくらいなものまである。真中をパンアメ
リカンハイウェイが通っているので排気ガスなどで消えつつあ
るとのことだった。クジラ、モンキー、クモ、サル、イヌ、ハチド
リ、コンドル、宇宙飛行士など写真やビデオに撮りながらセス
ナは飛び回る。チップせいか操縦士が見えたかどうか、必ず
聞くので、NOと言ったら又旋回するので、ビデオを覗きすぎで
ムカムカしてきたので、OKと素直に言うようにしましたが、機
長はなかなか帰ろうとしません。世界遺産のナスカの地上絵
の真中を大型トラックが行き交っているのが見える。着陸する
前にモライ遺跡が見える。円形の段々畑で同心円状に造られ
ており外側の畑の直径が100m以上ある。何故谷間にわざ
わざ造ったのか。場所によっては日照時間が違うので作物の
栽培試験をしていたのでしょうか。これも謎です。何のために
描いたのか、宇宙人説とか言われるが、わたくしが納得する
説をここで説明紹介したい。 |