■ 投稿(旅行雑誌)
 長崎雲仙から成田、そしてロス経由でリマに着きペルーの旅始まる。パチャカマ遺跡(天地創造者)ではインカ犬が向かえくれアマク−ナ、黄金博物館を見学。次の日のクスコのインデオの民家では、猫と大ねずみが仲良く遊んでいるのを横目で見がら日干し煉瓦の家に入る。特産品である手延素麺をプレゼンして写真に収まった。市街地に降り一人で食材市場に出かけてくと珍しいものばかりでインカピンク塩とキヌアとマカとケーを持って歩いていると、ペルー型共同店舗らしく百店ほで入店ており値段を交渉するとママ(店長)に聞いて来ると言って何も出かけて行く。「フォルクオーレ」、これはインカ帝国時代以より受け継がれてきたビエンスト(風)と言われる音楽会。アパカの肉やクスの(大ねずみ)の肉があったので、記念のため勇気をだして音楽に合わせて飲み込んだ。同行のギャルをおだてステージにあげ民族踊りをさせてしまった。次の日はタイガマスクならぬサンソーマスクにお世話になることに成り申し訳かったが、何故か彼女はカメラに向かってVサインをしていた次の日の早朝高原列車は出発し、クスコ市街の家並みを抜けスッチバック方式で登り進む、バスに乗り換えインカの謎の空中市であるマチュピチュ遺跡が目の前に広がる。「グッバイ・ボイ」にも会えたし。薄暗い露店の奥に丸い石が5個転あって2に穴が丸く開いており、老婆の早口の現地語が長々と続き意味明の中に「インカストーン」だけが判ったので静かに買った。日はプーノに向かう。途中で旅先案内人の植村さんが買った儀用のパンを頬張っていると標高4,335mラ・ラヤ峠に着いた昼はおにぎり弁当を湖と山に囲まれた菜の花が辺り一面に咲きっている中での昼食。食欲がないので近くでアルパカを追ってる少女にやると顔がほころんだ。チチカカ湖に浮かぶウル族がんでいる島に向かう。夫婦、親子、兄弟間での争いがあった時島を分割するそうで、日本でも喜ばれ心安まる便利な仕組みでる。歓迎され子供のおやつの葦の茎を食べろと言うので食べたまずかった。ウル族が代々伝えてきた素焼きで素朴なエケコ人を買って船は帰路についた。プーノ郊外のチュウラホン文化遺では太陽よりエネルギーをもらう太陽の神殿やエナジーストーがある。イカのフリアカの空港前の民芸品店を覗くと今までので商品も良く値段も安い。リマ空港で向かえた具志堅さんが「気のような人を大切に」しなければ成らないことがわかったでょうとぽつりと言った。遊覧が終わったばかりでミラドールに登りたくなかったが、左手が5本で右手が4本の地上絵と木がえた。帰国して世界遺産だとわかった。リマのホテルに着くとんでいたマカのチップスが配られ香ばしくて全員より好評。深チリのサンチェゴから来るランチリ航空は、リマを離陸しロスけて出発。2万キロの帰国が始まり旅が終わろうとしている。地球上には不思議とくつろぎ、気が満ち、力が漲るように感られパワーがもらえる場所がある。ペルーは大部分の街が3〜千mの高地にあり独特の文明を受け継ぎ文化を創ってきました国中を覆う赤茶色い日干し煉瓦の家、謎を秘めたインカ帝国の跡、天の川と大地をつなぐ地上絵、チチカカ湖の浮島で生活すウル族、高地民族の心をあらわすアンデスの音楽と民族楽器、にとどくような山並みが連なるアンデス山脈、砂漠とジャングと高原と海を持ち世界の気候の全てがあります。又、地球上のきるものたちが、楽しく長く生きられる食材宝庫でもあります インカの首都クスコは、三千三百mでアンデスの中央に位置高度も中くらいで、じゃがいもやトウモロコシが収穫でき、こより高度な四千mではキヌアやマカの栽培やリャマやアルパカ放牧が行なわれ織物ができます。下山したアマゾンでは胡椒やカを栽培でき木材も豊富で西には豊かな海があります。このよに登り下りしながらの物々交換、高度差を活用した大帝国の形をみたのです。一番の収入源であるアルパカやリャマは、四千以上にしか育たない高原の草を好むので、アンデスの民は家畜あわせて住居を構え暮らしています。だが、彼らの主食であるャガイモは、高度三千mまでにしか育たないんです。自然や動と共に生きなければならない高原の厳しい生活を垣間見たよう気がします。国内より始めた食材との出会いの旅、まだまだ続ようだ。地球温暖化に加え風化や自動車の排気ガス等により、中都市マチュピチュ、太陽や月の神殿、ナスカの地上絵は原型変えてきています。人生の道を少し曲げ、一度お出かけされるとをお勧めします。
■ むらおこし白書
成功した事例として掲載されたものを抜粋しています。

〜 官民一体となった手延そうめん振興事業への取り組み 〜

 手延そうめんの全国有数の産地として知られる長崎県有家町は、国・県による支援事業「技おこし事業」の指定を受け、そうめんの新商品を開発した。
「即席性」に重点をおいた製品「即席冷やし・あったかカップ手延そうめん」、「機能性」に重点をおいた製品「健康保持長寿そうめん」、「特殊性」に重点をおいた製品「手あぶりグルメそうめん」「ハイブリッド輪状二層麺」「老麺(ろうみゅん)」など特徴のある多様な商品がある。
 これらは、消費者ニーズに沿った手延そうめんの新商品を開発しようと商工会が中心となり、有家町内の手延そうめん業者らにより組織された「有家町商工会技おこしグループ」が3年がかりで研究してきた商品である。

●手延そうめん産地、長崎県有家町

 長崎県島原半島地域には有家町・西有家町を中心に約450軒(社)の手延そうめん製造業者が所在し、地域の主要産業となっている。年間出荷額は約105億円ともいわれており、島原半島のみならず、長崎県の主要地場産業とも位置付けることができる。 なかでも有家町は全国第2位の生産高を誇る「島原手延べそうめん」の町である。
恵まれた温暖な気候と肥沃な土地を活かし、葉たばこ、梨、ハウスみかん等の果樹、施設園芸をはじめとする農業も盛んである。中世時代にはキリシタン文化が栄えた歴史を有しており、400年前に有家セミナリヨで制作された銅版画を復刻するなど、文化遺産によるふるさとおこしも進められている。
 有家町を含め、半島東部地域は手延そうめんの日本最大級の産地でありながら、大半が下請け加工のため、他の手延そうめん産地に比べ、産地としての統一性、組織性、ブランド性に遅れをとっている状況にあった。さらに小売価格の低迷により、加工料の値下げ圧力が強まり、産地存続の危機にさえ陥る危険性もあった。
 こうした中、有家町では平成10〜12年度の3年間、手延そうめんの振興事業に積極的に取り組むこととなったのである。

●「地域ビジョン策定事業」への取り組み

 平成10年度は、国・県指定による「地域ビジョン策定事業」に着手した。町内の商工会関係者、地区内各種団体、商店街等が中心となり「有家町商工会技おこしグループ」を組織した。将来に向けて手延そうめんの産地として生き残り続けられるよう産地全体の諸問題を洗い出すとともに、今後の方向性を検討した。
 主な事業としては、手延そうめん産地としての基盤確立と業界発展のため、製品の品質の高度化、新製品開発及び製造された製品の品質検査を行っている。そして、麺業技術センター、手延そうめんの里(資料館、料理店、販売店)、製麺業者経営支援センター(経営、人材育成、福利厚生)設立の3つの施設整備構想を工業振興の足掛かりとして立案した。
 現在、施設設置の実現化に向けて、町や関係者と連携して進めている。

●「有家町技おこしグループ」の取り組み

 平成11年度は「技おこし事業」の指定を受け、消費拡大をねらいとした手延そうめんの新製品開発に重点を置き、調査研究に取り組んだ。
 当事業では長崎県工業技術センター、民間企業等の協力を受けながら、ワーキング委員会を組織し活動を行っている。ワーキング委員会で中心となって活動してきたのが、同町内の手延そうめん業者らで組織された「有家町商工会技おこしグループ」であった。
 近年、パスタ等各種「めん」の登場で伝統的な手延そうめんに大きな影響が出始めている。伝統的な手延そうめんを現代風な手延そうめんにアレンジすることにより、消費拡大を図ることに重点をおき、手延そうめんの「即席性」「機能性」「特殊性」を兼ね備え、それぞれが特徴をもった試作品7種類を開発した。

・「即席性」に重点をおいた商品開発

 「即席性」に重点をおいた製品では、「即席冷やし・あったかカップ手延そうめん」が開発された。製品の特徴は、いったん茹でた手延そうめんをマイナス90度で凍結乾燥させたノンフライ麺を使用していることにある。沸騰したお湯を注いで3分で完成する。
 お湯を捨て、内封のスープを付けだれで食べれば「冷やしそうめん」、お湯を捨てずスープを注げば「温かいそうめん」になる。
原料は厳選された素材を使用している。麺は麺製造用としては最高級の小麦粉を使用し、五島産の天然塩「いそしお」、スペイン産の「オリーブオイル」、インカ帝国の主食として食べ継がれてきた穀物「スーパーキヌア」を加えている。スープは、五島産のトビウオ、鰹節、昆布など贅沢な材料でダシを取り、有機丸大豆醤油で調味し、風味豊かに仕上げている。1箱12個入り3,000円(税込/送料別)で全国発送も行っている。

・「機能性」に重点をおいた商品開発

「健康保持長寿そうめん」は、キヌア、マカなどアンデス地帯で栽培された栄養素の高い穀物が含まれたそうめんである。タンパク質、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄分、リン、ナトリウム、カリウムなど)、食物繊維(玄米の10倍)、アミノ酸等を豊富に含んでいる。離乳食や病後食としても優れており、育ち盛りの子供から高齢者まで幅広い層に提供できる商品である。

・「特殊性」に重点をおいた商品開発

「手あぶりグルメそうめん」は、そうめんの極上品といわれている「老成物(ひねもの)」をヒントに開発された商品である。手延そうめんは木箱に入れ蔵に三年保存し出荷するものが最高といわれているが、茹でる寸前に火にあぶることで老成物(ひねもの)となり、極上の手延そうめんになるとされる。
「ハイブリッド輪状二層麺」は、異質の麺帯を組合せることにより、利点の引き出しに成功した麺である。外側を硬く製造し、麺芯に向うほど柔らかく、麺芯より外側に向けて限りなく「ふくよかな食感」を追求し、伝統的な製法に新たな技術を加えて完成させている。
「発酵麺(老麺)ろうみゅん」は、りんご、ぶどう、じゃがいも等をスライスあるいは乾燥した物に水を加え自然発酵させて得た発酵種を使用したそうめんである。中華饅頭などの生地に使用される「老麺法」を応用した製法を取り入れている。特に発酵力、芳香に優れている。当製品は老麺のもつ発泡力により、乾うどんの茹であがり時間の短縮を実現している。

●販路開拓活動

 平成12年度は、地区内28組合及び個人より意欲ある人を再募集して、「即席性」「機能性」「特殊性」を重点とした製品の改良、市場調査と食味食感テストを実施している。特に「即席カップ麺」については、関係団体等の指導、協力をえて、様々な方面から意見をいただきながら改良型を開発した。
改良した新製品として、即席カップ手延そうめん、茹でそうめん、健康保持長寿そうめん(長命草)の3製品が開発されている。
 茹でそうめんは現在市販はされていないが、日配品として安く気軽に利用してもらい、家庭に持ち帰り手軽に加工し、各種料理に利用できるよう配慮されている。
 健康保持長寿そうめん(長命草)は、日本最南端の与那国島に多く自生している「長命草」を原料にしたそうめんである。「長命草」は、高血圧、動脈硬化、リウマチなどによく効くといわれており、健康食品、自然食品としての期待も大きい。

 平成10年度に構想化した麺技術センターやそうめんの里の設置実現に向けて、「地域関係機関と連携を図り、流通網整備及び品質の向上の両面の結果が得られる利点を活かしながら、麺製造だけではなく、地域特産品全体の振興発展にもつながげたい」と木村優仁さんは話す。

当事業の実施により、これまでは手延そうめんの製造だけに従事してきた業者が、作ることだけでなく、販売していくことの大切さを実感した。そして異業種交流の機会を提供することとなった。有家町は地域が一体となった産地及び麺業界活性化に向けて、その第一歩を踏み出したといえる。

●平成13年度事業経過

 平成13年度は「地域資源等活用型起業化事業費補助事業」により、平成12年度に改良された「即席カップ手延そうめん」をさらに改良するための研究を行っている。
九州経済産業局や長崎県より指導を受け、関東から沖縄まで約1,000名の方に試食してもらい、製品についての様々な意見をうかがってきた。現在も、それらの意見を取り入れた改良型製品及び茹でそうめんについて研究開発中である。
 「製品のバリエーションを増やし付加価値を高め、所得向上を目指したいです。製品製造業者組織を核として、起業化を進め、あわせて組織の融合を図っていけば必ず産地振興につながるはずです」と木村さんはいう。
 平成14年度には、現在の「技おこしグループ」を母体とする法人格を持つ組織の設立を予定している。
 平成10年度に策定した「手延そうめんの里」などの構想は実現に向け、着実に前進している。
「顔の見えない産地」有家町は、そうめんの里づくりへ向けてその確実にその歩を進めている。今後の活動に注目したい。
■ ふるさとづくり賞の受賞論文(抜粋)
   「地域産物を生かし顔の見える産地をめざして」
 
 有家町は、雲仙山麓に位置し、恵まれた温暖な気候と肥沃な土地を活かし、葉たばこ、有家梨、ハウスみかん等の果樹、施設園芸をはじめとする農業も盛んで、さらには有明海よりの恵みも受けています。日本で最初に銅版画印刷が有家セミナリヨで行われ、400年前の銅版画セビリアの聖母が復刻されました。中世時代にはキリシタン文化が栄えた歴史を有しており、銅版画を復刻献上するなど、文化遺産によるふるさとおこしも進めています。幾多の迫害や重税に耐え忍び、農業の副業として携わってきた手延そうめんも、地球上最大の産地を形成するようになりました。だが、他の産地と違い製造業と委託加工業の両面機能を持っているため生産高では全国一と思われるが、品質の均一やブランド化が遅れ他産地の6割にも価格が満たないのが現状です。現在、町内195の作業所で、年間50億の生産高がありますが、平成3年の雲仙普賢岳噴火災害も大きく影響を受け、さらには近年、特に価格の低迷により存続の危機にさえあります。
このような状況下、50億の原めんに付加価値(産地の思いやり)を付け、地元に還元するためには、どのような取り組みをしなければならないか、平成11年11月11日より手延素麺組合及びグループの若手を集めフィ−ジビリティ−・スタディ(F/S)調査等を実施研究してきた。幸い国、県、町や民間企業の協力を得て、即席性、機能性、特殊性を重点に、地元産物を最大限に利用した製品を開発し、食味食感テストを繰り返しながら改良を加えつつ、調理時間短縮、おいしさや健康志向が重視される現在、次代が求める「めん」へと近づけてNEW麺を7種開発しました。

◎次代の求めに応えた「厳選素材」と「こだわり」製品の開発            
 ●「即席性」に重点をおいた商品開発
 手延素麺は、湯を沸かし、茹で、水洗い、薬味やだしを作って、ようやく食べられます。手間がかかるので若い世帯では食卓に並ばないので子供達が食べないように成って来ており、当然大人に成っても食べてくれなく、自分の子供にも食べさせません。
 そこで、本来自然食品でもありカロリーも低くダイエットにも最適といえる手延素麺をカップで提供したら、カップに慣れた若い世代が目を向けてくれはしないか。そして素材にこだわり手延べ本来の味と強いコシを残したのどごしを生かし、お湯を注ぐだけで1年中気軽に味わえる製品なら高齢者の方も目を向けてくれはしないか。さらには、本来素麺は自然食品でダイエットにはもってこいの食品なので若い女性が目を向けてくれないか。と考え、「即席カップ有家そうめん」を開発した。ひとつの容器で、冷やしとあったかの2種を味合うことができるもので、全国1,000名の方に食味いただき、意見を聞き、そのデーターに基づき本グループが改良に改良を加え開発した。製品の特徴は、いったん茹でた手延そうめんをマイナス90度で凍結乾燥させたノンフライ麺を使用していることにある。沸騰したお湯を注いで3分で完成する。お湯を捨て、内封のスープを付けだれで食べれば「冷やしそうめん」、お湯を捨てずスープを注げば「あったかそうめん」になる。
 厳選された素材を使用しており、ふりそそぐ太陽と大地の恵みを包み込んだ「むぎこな」は、一粒の小麦でも場所によって異質なため、これらの組み合わせで数多くの種類の小麦粉ができます。女性と高齢者を思い描き、色の白さ、風味、コシやのどごしなどトータル的食感。いわゆる「ふくよかな食感」追求したため、むぎこなでは頂点のものを使用した。塩は、五島灘の天然塩を使用。にがり分によって麺への浸透が均一となり、にがりのマグネシウムが酵素の作用を活発化するため腰の強さ、艶、丸みある味わいを引き出しています。さわやか雲仙高原の深地水。名水の里ならではの「みず」へのこだわり、海と山の雄大な自然が育んだ水である。太陽の恵み一杯受けたひまわり油は、向日葵の種子からの贈り物。トコフェノールのビタミンE活性はかなり高い。多価不飽和脂肪酸(二重結合を2つ以上持つ脂肪酸)100rに対しビタミンE80IUの割合で摂取する必要があり、ひまわり油は非常にバランスのとれたもの。麺をやさしく包み込んだひまわり油は、風味だけを残し取り除きます。まぼろしの食材「Superキヌア」は何世紀もの間、インカ帝国の主食として食べ継がれてきた“母なる穀物”です。近年そのきわだった栄養価に注目したNASA(アメリカ航空宇宙局)により宇宙食として研究開発しています。本製品に栄養価面の向上と、茹でのび防止及び食感向上のため今回はキヌアを添加。最高の小麦粉との調和により茹でのびが最大限におさえられています。辛さの中にほのかな旨さを引き出す七味は、好みにより七味スパイスが加えられるようにした。食欲増進作用に加え食感食味を引き締める効果があるようにしました。麺との相性を追求した特製スープは、五島産あご(焼き飛び魚)、鰹節、昆布など贅沢な材料でダシをとり有機丸大豆醤油で調味した風味豊かに仕上げています。
 
●「機能性」に重点をおいた商品開発
 「健康保持長寿そうめん」は、枇杷の種子をパウダー状にしたものやキヌア、マカなどアンデス地帯で栽培された栄養素の高い穀物が含まれたそうめんである。タンパク質、ミネラル、食物繊維(玄米の10倍)、アミノ酸等を豊富に含んでいる。離乳食や病後食としても優れており、育ち盛りの子供から高齢者まで幅広い層に提供でき、体と心にやさしく、食べる人を思い描き、心を込め開発した製品である。

●「特殊性」に重点をおいた商品開発
 「手あぶりグルメそうめん」は、そうめんの極上品といわれている「老成物(ひねもの)」をヒントに開発された商品である。手延そうめんは木箱に入れ蔵に三年保存し出荷するものが最高といわれているが、茹でる寸前に炎の洗礼を受けさせることで老成物(ひねもの)となり、極上の手延そうめんの味わいを発見しました。また、「ハイブリッド輪状二層麺」は、異質の麺帯を組合せることにより、利点の引き出しに成功した麺である。外側を硬く製造し、麺芯に向うほど柔らかく、麺芯より外側に向けて限りなく「ふくよかな食感」を追求し伝統的な製法に新たな技術を加えて完成させている。現在は、原価圧縮、長期販売するための添加物、保存料、化学調味料を混入した食材が溢れ、現代人の体を少しずつ蝕んできています。発酵菌という微生物が介在するだけで、かくも旨味が増すのか。発酵食品が人類の歴史の中で必然的に生まれ、同時にそれを育んできた先人の知恵の結晶で未来に残すべき最高の食品といえます。そこで先人たちが残した知恵と滋味あふれる日本独特の食文化を見直した製品である「発泡老麺(はっぽうろうみゅん)」は、りんご、ぶどう、じゃがいも等をスライスあるいは乾燥した物に水を加え自然発酵させて得た発酵種を使用したそうめんである。中華饅頭などの生地に使用される「老麺法」を応用した製法を取り入れている。特に発酵力、芳香に優れている。当製品は老麺のもつ発泡力により、乾うどんの茹であがり時間の短縮を実現した。茹で延びを押さえた「茹でそうめん」は、日配品として家庭に持ち帰り、食事をする人数に会わせて、手軽に各種料理に利用できるよう配慮したものである。

◎今後の活動
 平成13年11月23日池袋サンシャインコンベンションホールにて試験発売を開始して第15回ニッポン全国むらおこし物産展(主催:全国2808の商工会商工会)においては、全国47都道府県より5000品目が出展された中、食品部門で全国連会長賞の受賞や第33回長崎県特産品新作展では優秀賞(長崎県知事表彰)を受賞しました。また、むらおこし白書の中で特産品開発及び販路開拓で成功した事例として全国に紹介されるなど、各種マスコミに取りあげていただいたので、全国より注文が舞い込んできている。
 このように、産地内が様変わりしてきており、これまでは手延そうめんの製造だけに従事してきた業者が、単純に作ることだけではなく、麺の素材である小麦、塩水、植物油、自然添加食材等の基礎知識を学ぶことで、日頃何となく作業していたことが理論ずけされ、毎日の作業に興味がわくので個々の研究が盛んに成ってきております。それらの意見を取り入れた改良型製品及び新製品の研究開発中であり、製品のバリエーションを増やし付加価値を高め、所得向上を目指しています。今後も製品製造業者組織を核として、起業化を進め、あわせて組織の融合を図っていけば必ず産地振興につながるはずである。平成17年3月には、現在の「有家町技おこしグループ」を母体とする法人格を持つ組織の設立を予定しており、「手延そうめんの里」などの構想は実現に向け、着実に前進している。長い間「顔の見えない産地」として生き続けた有家町も、ぼんやりと輪郭が浮かびあがりつつあり、農業・漁業・工業をはじめ地域全体の振興に向け第一歩を踏み出したといえます。

 ※添付資料一覧
   @有家町技おこしグループの歩み
   A各種報告書
   Bチラシ・しおり
 ■ 投稿(機関誌)
「あなたの意見が生かされます。」

 平成13年6月に委員を拝命しまして、特に感じたことは、相談する行為は、ある程度勇気が必要で社会的に活躍されている年齢の方や必要に迫られた方が中心ではないかということです。人間誰でも悩みやあるように若い人もそれなりに問題をかかえているはずで、時間に制約がある人など、わざわざ会場に出かけてまで相談しようと思わないはずである。
 そこで、わたくしが相談を受ける諸問題が、感情的な方向や究極の方向へ向かう前に気軽に相談できる場が提供できないだろうかと、日頃より考えておりました。インターネット相談は、顔が見えなく、言いたいことを素直に文章にでき、時間に制約されないことに利点があると思い制作に着手しました。又、国民からの苦情等を積極的に吸収するためインターネットの活用を図るとの国の方針もあるように、相談業務の処理に当たっては、懇切、丁寧、迅速を旨としているので、インターネットは時代にマッチしており、関連先にリンクしていれば情報も瞬時に受けられる。だが、地域の情報など身近な情報までは当然行き届かないので、それを補完したいとの気持ちがありました。
 そこで、相談に入る前にホームページを閲覧して対処可能な先を掴めればとの願いもあり、制作に当たっては、就任時にいただいた資料を基に手探りの状態で、総務省のページを参考にして作成しました。相談者がホームページの中をどのように進んで行くのか、一連の流れを想定して、必要な情報、身近な情報、消費者センターなどのお急ぎ時の情報などを提供をしながら目的地に進んでもらえるように配慮して制作を試みました。又、いろんな人が見ることを想定して、あらゆる角度より検討しましたので1年を要しています。今は、チラシやパンフレットでの広報を補い、話題ができ、アドレスを渡せば相談はなくても興味半分でアクセスしてくれるので、広報がしやすく成っています。
 今後は、情報の管理や更新と次代に応えるきめ細かな情報の提供が要求されるが、完璧な情報を掲載しても委員が直接相談を受ける方法より勝るものはないので、相談者に語りかけるようなページで心のこもったものができればと考えています。私は思うんです。行政相談は、改善点、要望についての意見が先ではないかと。できるなら苦情に成らない前にわたくしのホームぺージをアクセスして欲しいと。
 ■ 投稿(新聞)
ペルーに学ぶ智恵とパワー

 昨年、ペルーを訪れました。そこには気が満ち、パワーがもらえる場所がいくつかあります。
 インカ帝国の首都クスコは、高度三千三百bでアンデスの中央に位置し、高度も中くらい。じゃがいもやトウモロコシが収穫できます。これより高い四千bでは母なる穀物スーパーキヌアや若返りの食材ウルトラマカの栽培とリャマやアルパカの放牧が行なわれています。 
 下山したアマゾンでは胡椒の栽培と木材が豊富で、西には豊かな海があり、登り下りしながら高度差を利用した生活を見ることができます。                   一番の収入源であるアル パカやリャマは、四千米以上にしか育たない高原の草を好むので、アンデスの民は家畜に合わせて住居を構え暮らしています。
 彼らの主食であるジャガイモは、高度三千米迄にしか育たないんです。夜、家の外に出したじゃがいもは、零下で凍結し、昼間の強い日差しで解かし蒸発させる、今のフリーズドライ製法を何百年も前より生活の一部として息づかせています。
 世界中の気候を持ち、じゃがいもはじめ多くのものが生まれていますが、自然や動物と共に生きなければならない高原の厳しい生活がそこにありました。      
 
 ■ テレビ・新聞・雑誌・機関誌・情報紙・ミニコミ誌
●平成16年度
JTB・日経新聞・長崎新聞・ふるさとだより・ながさき情報通信「県政だより」・天神地下街情報誌「石だたみ」・JTB旅行雑誌「るるぶ」・麺業新聞・日本食糧新聞社日本経済新聞・NHKラジオ(食して旅して:全国放送)・西日本新聞社(あなたに会いたい)・NHK(情報らしんばん)・NHK(跳町発市)・NHK(がまだせ)・佐賀県PTA連合会・小石原町ふるさとプラザ(東京)・NHK総集編・FM長崎放送(特産品)・NHK・
●平成15年度
県庁コープ・生協・物産館・ふるさとだより・ながさき情報通信「県政だより」・天神地下街情報誌「石だたみ」・JTB旅行雑誌「るるぶ」・麺業新聞・日本食糧新聞社日本経済新聞・朝日新聞社・西日本新聞社・那珂川町・ながさきプレス・三輪町・夢総体・NBCラジオ(ヒロさんの)・母なる食材を求めて南米紀行
TLY.ENTERPRISE(singapore)・ho chi minh( vietnam)・
平成10年度
全国乾めん協同組合連合会・兵庫県手延素麺(協)・そうめんの里・小豆島手延素麺(協)・(財)小豆島ふるさと村公社・日本穀物検定協会中央研究所・ビッグマート本城店・(株)ダイキョープラザ・日清製粉葛繽B本部・長崎県工業技術センター・長崎県商工労働部・島原振興局・長崎県商工会連合会・有家町役場・西有家町役場・西有家町商工会・手延そうめん部会・有家町東部商店街・有家町西部商店街・有家町商工会青年部・女性部・十八銀行・九州銀行・有家町連合婦人会・(株)三輪そうめん山本・奈良県三輪素麺工業(協)・長崎県窯業技術センター・大有田焼振興組合・地域手延素麺28組合
※参考文献・・・「グローバル時代の九州地場産業」九州経済調査協会山田調査役、「商業販売統計」通産省、「道の駅」(財)道路保全技術センター「地場産業」福島大学 下平尾勲教授
平成11年度
長崎県工業技術センター・長崎県商工労働部・島原振興局・長崎県商工会連合会・有家町役場・西有家町役場・西有家町商工会・渇。山製麺工場・九州ジャスコ兜汢ェ本社・日清製粉葛繽B本部・全国乾麺協同組合連合会・武蔵野商事梶E井村商事梶E叶X光商店・叶井・日本ドライフーズ梶E潟jチレイ梶Eおむすびころりん本舗・ニップン商事梶E地域手延素麺28組合 ※ 参考文献・・・「新めんの本」食品産業新聞社、「麺業年鑑」
平成12年度
長崎県工業技術センター・長崎県商工労働部・島原振興局・長崎県出納局会計課・長崎県総務部財政課・長崎県福岡事務所・九州経済産業局中小企業課・長崎県商工会連合会・有家町役場・西有家町役場・西有家町商工会・特許庁・(社)発明協会・渇。山製麺工場・九州ジャスコ兜汢ェ本社・日清製粉葛繽B本部・全国乾麺協同組合連合会・武蔵野商事梶E兜H塩・井村商事梶E叶X光商店・叶井・日清製油梶Eオルガノ叶H品事業部・武田薬品工業梶Eフードビタミンカンパニー・長崎県窯業技術センター・熊本県商工会連合会・宮崎県商工会連合会・福岡県商工会連合会・佐賀県商工会連合会・大分県商工会連合会・鹿児島県商工会連合会・沖縄県商工会連合会・長崎県中小企業振興公社・十八銀行梶E九州銀行梶E兜l屋百貨店商品課・ブレイントラスト梶E島原栄養士会・島原商工会議所・島原市役所・地場手延そうめん28組合と個人製麺業(452名)・有家町商工会会員と女性部と青年部(450名)
宝塚歌劇団宙組・福岡県古賀市・古賀市商工会・西友・(株)若松屋・若林商店(魚醤)・九州沖縄むらおこし物産展那覇会場来場者・与那国町商工会・和光エージェンシー・嬉野温泉飲食業有名店会・ローソン仕入本部・ヤマエ久野叶H品部・西友
平成13年度
長崎県商工労働部新事業振興課地場企業発展支援班・九州経済産業局・長崎県商工会連合会・(株)浅井・むらからまちから館・ひまわり油本舗・九州沖縄連合青年団・南高地区商工会青年部会・福岡県三橋町/商工会/女性部/役場・大村市連合青年団・長崎県東京事務所と大阪事務所・長崎県観光物産センター・丸美屋食品工業(株)・j-ロック・障害者自立支援共同作業所レインボーブリッジ・おむすびころりん本舗・トヨタカローラ広島・まるたんぼう・(株)十合・長崎県物産流通課・(株)浅井・(社)長崎県物産振興協会・浜屋百貨店・国民金融公庫
NHK長崎放送・NIB・NCC・NBC・KTN・ひまわりテレビ・FBS福岡放送・三菱総合研究所・電子自治体推進協議会・インターキャストエヌティ・(株)地域振興総合研究所の村おこし白書・NHKためしてガッテン・長崎プレス「情報ながさき」・アサヒグラフ・宝塚歌劇団「宙組」・TNCテレビ西日本・ジャパネットたかた・TNCふるさと一番館・日本食糧新聞社・TBSはなまるマーケット・スカイパーフェクトTV・SO−NETチャンネル・全国FMラジオ放送・島原新聞社・長崎新聞社・西日本新聞社・毎日新聞社(東京本社)・読売新聞社・サンケイスポーツ・日経流通新聞・帝国データーニュース・日本食糧新聞社・共同通信社・時事通信社・朝日新聞社・日本経済新聞社・産経新聞社・東京新聞社・有家町全国町人会報誌
平成14年度
(株)灘万・長崎県商工労働部貿易班・(株)大近・神戸酒心館・(有)インターブリッジ・TLY.ENTERPRISE(singapore)・ho chi minh vietnam・県庁生協・たちばな信金・帝京大学・大阪有家町人会・長崎県大阪事務所・ 大阪大丸心斎橋店・(有)サンコーライフ・長崎県貿易公社・レインボーブリッジ・島原市役所観光課・島原半島観光連盟
ふるさとだより・ながさき情報通信「県政だより」・天神地下街情報誌「石だたみ」・国民金融公庫「調査月報」・朝日新聞「定年時代」250万部・JTB旅行雑誌「るるぶ」・商工連ニュース「ながさき」・帝国データーバンク「帝国ニュース」・麺業新聞・懸賞情報誌「gets」・シーボルト大学生サークル・長崎新聞サンデー経済・日刊スポーツ・NHK渋谷「お〜い日本」・よみうりテレビ「どっちの料理ショーの麺対決」・長崎国際テレビ(産地表示)・奈良テレビ報道制作局・日本食糧新聞社
■ 木村優仁 ■