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木村優仁 まぼろし、薬草、ハーブ、不老長寿、長く生きる、滋養強壮、バイアグラ、秘薬、媚薬、民間療法、若返る、自然治癒力、精力
まぼろしの食材と薬
(ハーブ)
(南米紀行)
 世界の気候の全てがある南米(海岸地域、熱帯地域、山岳地域の3地域で形成)不思議で謎の
    多いインカ帝国のように幻の食材の宝庫。楽しく長く生きられる食材との出会いの旅では、砂漠
    (コスタ)、熱帯(シエラ)、ジャングル、モンターニャ(熱帯雨林)、高原(0から4000mの高度差を
    利用した作物)からの豊かな恵みと海からの豊富な産物があるようです。4万キロの旅のなかでの
出会いとお聞きし確認したことをご紹介します。

 

/ハーブ/薬 草/不老長寿/長く生きる/不死身/バイアグラ/

/秘薬/民間療法/若返る/治癒力/精力/


【食材と薬草(ハーブ)】


スーパーキヌア
母なる穀物

アンデス原産のアカザ科の穀物で発育や健康保持に不可欠な必須アミノ酸(食物繊維は玄米の11倍、鉄分、カルシウム、ビタミン群)をバランス良く含んだ食物です。インカ帝国皇帝が積極的に栽培を奨励し、その時代よりアンデスの民の主食として大切に食べ継がれてきました。近年”母なる穀物”として完全栄養価に着眼したアメリカNASA(宇宙開発局)が21世紀の主食になると発表し宇宙食に研究されています。食材の中では、宇宙より舞い降りたスーパーマンみたいなものです。インカスープ(キヌアのスープ)は、病後の回復食として大変効果があります。
 

ウルトラマカ
インカのバイアグラ

 *インカのバイアグラ(天然のもので副作用がない)と呼ばれで4千mのアンデス高原で栽培されており、フニン県やパスコ県が中心。特にボンボン高原のものは最高級品。アブラナ科に属しアンデス4000m以上の高地で強烈な太陽と氷点下の厳しい環境下で生息するインカ帝国時代よりの貴重な食物で生殖能力を増大させるために活用されてきました。栄養価にすぐれ、各種の必須ミネラルが豊富に含まれ細胞を活性化させ若返りの健康食品として世界で静かなブームになっています。大地の栄養を余すことなく吸収するので、何年かは不毛になります。スペインがインカ帝国を征服したが、高地に対応できず、馬など子を産まないので、原住民の古老にをつかまえ聞くと、マカを見せたといいます。それを持ち帰り与えると見る見るうちに繁殖したそうです。現地では、バイアグラ・チョロと呼ばれインポテンツの治療薬でもあります。現地では元気な人をマカじいさんやマカばあさんと言っています。夏の暑い日の食べる人を思い描き栄養価を高めるために早くより手延素麺に封じ込めています。次のようなものも開発しております。大地より湧き出たウルトラマンではないでしょうか。
 *ハイブリッド輪状二層めん/めんは、通常同一麺帯であるが、本製品は異質の麺帯の組み合わせであり、外が固く中心にゆくほどやわらかい「ふくよかな食感」を追求し、伝統的な製法に、新たな技を加え完成させています。お湯の浸透が早いので茹であがりが早く、煮くずれ及び茹でのびしにくい特性を持ちます。異質麺帯の最大利点を極限まで引き出した世界に例がない手延べ製法による特殊麺です。日本で最初に銅版画印刷が有家セミナリヨ(神学校)で行われ、400年前の銅版画セビリアの聖母が復刻されました。幾多の迫害や重税に堪え忍び、農業の副業として携わってきた手延べそうめんも、地球上最大の産地を形成するに至りました。明日を夢見た先人、命を支え続けながら食文化の歴史を育み、そして味わいの中に幾世代の心を今に伝える逸品。聖家族の壁画があるスペインのセビリアの大聖堂とローマ法王に町長と商工会長の手で本製品も献上されています。
 *醗酵めん「発泡老麺」ハッポウロウミュン(一度食べたら病みつきになる醗酵めん)は、老麺製法による自然醗酵させた醗酵種を混入させた中国四千年の秘技。醗酵食品が人類の歴史の中で、必然的に生まれ、同時にそれを育んできた先人の知恵の結晶で、未来に残すべき最高の食品と考えられます。現在は、原価圧縮、長期販売するための添加物、保存料、化学調味料、を混入した食材が溢れ、現在人の体を蝕んで来ているのを憂い、開発した画期的な製品です。日本では、「くさや」「鮒寿司」「すんき」、ネパール「グンドラック」、マサイ族「発酵乳」、中国「饅頭」「腐乳」「臭豆腐」、インドネシア「テンペ」などがある。老麺法により自然醗酵させて得た醗酵種を麺に封じ込め、生地を作ります。醗酵力や芳香に優れた生地は、秘伝の麺帯として尊ばれ、中国四千年の秘技といわれています。老麺のもつ発泡力を手延べうどんの茹で上がり時間短縮に取り入れました。又、おいしい麺を作るためには、適度の加塩が必要ですが、その塩が醗酵を止めてしまうという相反する働きを打ち消すことに成功した醗酵特殊麺です。
 *手焙りグルメそうめん/木箱に入れ、蔵に三年保存し出荷するものが最高のものと言われてきましたが、茹でる寸前に「炎の洗礼」を受けさせることで、瞬時に老成物(ひねもの)となり、極上の手延素麺としての味わいがあります。
 *枇杷の種(パウダー)入り手延そうめん/枇杷はバラ科の植物で寒い冬に花をつけ生命力旺盛で、葉は咳を抑え痰を切り胃腸を整えると言われてきました。多くの成分の中で特にアミグダリン「ビタミンB17」はガン抑止の効果があるとのこと。種子には葉の1300倍含まれています。
 


自然治癒力の王様

ウ−ニャ・デ・
ガド
Una de gato
英語名は
キャッツクローCat’s Claw
自然治癒力の
王様
(奇跡の植物)アカネ科つる性植物

 
つる状の樹木で何種類かがあり、切ったときに黄金色したものが薬草となる。猫の爪のような棘がある植物で幻のハーブとも呼ばれ、自然治癒力の向上、免疫強化、抗癌。カシボ族が古くより愛用し、体を正常に戻す万能薬である。ケチュア族は子供が生まれると、早く歩けるようにその葉っぱを足にこすり付ける風習がある。多量に服用して避妊薬として利用する場合がある。チェルノブイリ原発事故で放射線被爆者の治療にも用いられた。薬効は、花が1番で葉が2番で樹皮が3番であるが、花と葉は見つけにくく樹皮ばかりが流通している。

アンデスを旅した大きな出会いのひとつと
完全栄養食


アラマンサス

(キウイチャ)



 


完全栄養食

ヒユ科

実も葉も食べられる。


 
南米原産ですぐれた栄養特性。葉はほうれん草に似ており、実も葉も食べられる効率のよいものです。完全栄養食として高度な植物性蛋白質から出来ている。驚異的栄養特性から21世紀の機能性食材とも言われ、食糧危機に備え「経済的価値が望める熱帯植物」として位置づけられています。特にアトピー性穀物アレルギー疾患に効果があるため注目されるようになりました。
 お米に混ぜて五穀米として食べると精神的にも栄養的にも効果が高まる。

 
これらはアンデスを旅した私の大きな出会いのひとつといえましょう。

 長く生きたり、若返るためには老化をつかさどる体内時計を遅らせるか、リセットすればよい。そのためにはDNAのTEROMEAの記憶を蘇らせるもの、あなたに体が求める確かな食源を注入してあげればよいのだ。
 
ロマン溢れるインカのピンク塩




インカ塩














 

インカ天日塩
(じねんえん)
ピンク塩


 
 気の遠くなるような年月を育み、大地と海と山と太陽の恵みを余すことなく取り込んでいるインカ塩。アンデスの雪解け水が大地に染み込み長い年月をかけ溶かし、再び清らかな湧水として大地にかえしています。それらの塩水をインカの民の子孫がアンデスの斜面を利用した棚田(塩田)で、時間が止まってるかように、自然と時間を封じ込め天日乾燥させている悠久ロマン溢れる天然塩といえます。
 特にピンク塩は、甘く深い味わいの中に体と心が求めるものを最大限に備えているように思えて成りません。(技術センターにて分析中)
インカ天日塩
   (白色)
ウルバンバ渓谷の中心に位置するマラス塩田。代々インカ皇帝に献上されたことから 「インカの白金」と呼ばれている。  


塩ができるまで






 
 アンデスの聖なる谷で産出されるインカ塩とは、まろやかで甘いのだ。男塩泉と女塩泉から毎時18000リットルが湧き出ており、用水路を通して塩田へ流し6センチ程の深さに張る。アンデスの強烈な太陽と氷点下の厳しい環境下で3日間程したら結晶ができる。さらに塩水を張り、それを40日間で12〜3回程繰り返す。その後塩を取り込む。塩は塩田3000枚の塩田のかどに盛り塩汁を落としてゆく。粉砕された塩は、馬の背に乗せ各地の市場に届けられる。
 −−1億5000年前、海底が隆起して現在のようなアンデス山脈が形成され、形成の過程で太古の海水は地中深く閉じこめられました。それは岩塩層となり地下水脈がその岩塩層を溶かし地下に巨大な塩水層ができました。以来マラスの塩水源泉からは天然塩水が尽きることなく湧き続けています。  


奇跡のオイル

グレープシードオイル
 
奇跡のオイル

 
アンデスの山間にぶどうの種からとったオイル。コレステロールを全く含まない。善玉コレの増加に積極的に働きかけます。老化を防ぐビタミンEはオリーブオイルの2倍以上もあります。さらに体に良いオレイン酸やリノール酸を含んでいます。



強壮作用・媚薬・疲労回復効果


 


マカチップス 
生のマカをスライスして油であげたもので香ばしくておいしい。 ポテトチップスの感覚で食され、子供達にも人気がでるでしょうが、食べ過ぎたら元気が出すぎることと、高価なことだろう。
ダミアナ インディオの
女性用バイアグラDamiana
強壮・媚薬・疲労回復
ムイラ・プアマ アマゾンのバイアグラ
Muira Puama
性機能を増強する木
 
神経筋の強壮剤・強壮・媚薬・疲労・回復・脱毛防止・性能力向上・「ムイラプアミーナ」と呼ばれる新種のアルカロイドが含まれる。  
エルカンプーレ ダイエット用
ハーブ健康茶
 
ダイエット用ハーブ健康茶として人気。健胃、浄血、糖尿、肝臓疾患に効果がある。 
サルサパリジャ アンデスの民のバイアグラ
Sarsaparilla
強壮・媚薬・疲労回復
チャンカ  ピエドラ Chanca Piedra
 
肝臓障害・糖尿病・利尿・前立腺疾患・腎臓の痛みと膀胱の石の除去の治療薬。
カムカム
 
 
オレンジの
60倍
 
Camu Camu
Myrciaria Dubia
 
アマゾンのトロピカルフルーツ・ビタミンCを多く含む。表面は赤で果肉はピンク。ドリンクやアイスやキャンディーにも利用されており、独特の酸っぱさがある。
カトゥアバ 原住民の秘薬  Catuabe 強壮・媚薬・疲労回復
アルファルファ アンデスの民の秘薬 Alfalfa 強壮・媚薬・疲労回復
紫イペストロン 神(かみ)木 タベブイアアル テシマ  ノウゼンカズラ科。免疫活性化・抗ウイルス・抗癌
スマ ブラジルの秘薬 Suma 滋養強壮・栄養補給・筋肉増強
イエルバ・マテ 一般ドリンク  Yerba mate 疲労回復・ダイエット・老化防止
ワナワナ *  *  アイスクリームなどに混入されている。
樹液、種子から取れる民間薬 植物の樹液を集めたり、漬けたり、圧搾して油状の薬を作ったのがペール国内の市場に並ぶ。外傷薬やのどの痛み薬や胃腸の潰瘍に効き、性器を洗うと炎症がなくなるものもある。   

サフラン
 
メシベ3本ある花を咲かせ、このメシベだけが薬用になりますので100gで6万円位します。記憶再現障害(ボケ防止)に特に効果があります。気持ちを落ち着かせる作用があり、不眠症のひとが改善された報告もあります。
ビワの種子のパウダー バラ科の植物で、ビタミン17はガン抑止効果が言われています。ビワの種子にはアミグダリンが葉の1300倍近く含まれている。                  
ヤーコン

 
アンデス原産のキク科の植物で、フラワトオリゴ糖が多く含まれているため低カロリーでダイエットに最適な食品である。ビフィズス菌を増やし腸内を改善したり、ポリフェノールも入っているので活性酸素の除去作用も期待できます。
チチャモラーダ
chicha  morada
マサモーラ
チチャ(どぶろく)
 
 抗酸化作用のあるポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれている。紫トウモロコシの種子より抽出した色素をゼリー、あめや飲料水の着色に利用している。紫トウモロコシの色素で大腸ガンを抑制することが証明されており地元では水煮した汁を布ごしし、新鮮な果物や砂糖を加えたものが愛飲されている。
さらに片栗粉を入れてゼリー状に固めたものをマサモーラという。
 乾燥させたトウモロコシを水でふやかせてから噛み砕き、カメに吐き出して貯えて醗酵させたものがチチャ(どぶろく)で儀式に使われてきた。 
イエルバ・マテ トチノキ科の常緑植物で葉の部分が薬草にされ強壮剤や体内浄化に効果があり疲労回復を促進し老化を遅らせる。

高山病
(ソローチェ)







 

ゆっくりと過ごす



 
 インカを征服したスペイン人も恐れた高山病。魔物が住んでいると考えていた。標高1500m以下の低地から2000m以上、特に2500m以上の高地に48時間以内の短時間で到着した場合や更にその高度から1日に高度差500m以上上昇した場合に発症する。血液中の酸素が不足して起こります。頭痛、めまい、吐き気、下痢等で薬を飲んでも効果はなく下山するしかありません。暴飲暴食、喫煙、入浴、飲酒、大声、性欲の禁止を何度も現地のガイドにリマの空港できつく言われた。
コカ茶



 
コカインの葉を煎じて飲む。高山病を抑えるお茶としてホテルをはじめ至る所に置かれている。コカの葉もカゴに入れて置いてあり噛んでいると舌が痺れてくるとのこと。脱脂綿に染み込ませ、こめかみに当てるとスーッとして酔いなどが和らぐらしい。規制されているので日本には持ち込めない。至る所で売っているので土産にいいと思って、つい買ってバッグにしまってしまうので、ご注意。
クス

 
大きい
食用ネズミ
 
一般家庭の中で育てられ、訪問した家庭ではベッドの横の囲いの中で猫と仲良く遊んでいました。インカの民のタンパク源。訪問してお会いした日の夜に皿にのけぞっていましたが、アンデス高原の風を感じる曲を聴きながら記念と思って飲み込みました。
チチャ
 
神聖な酒
 
処女が醸造する儀式用の神聖な酒で、収穫のまつり(インディライミ)で振る舞われるトウモロコシで作ったどぶろく。酸っぱいお酒で絞りかすはクイの餌となる。
インティライミ


 
インカ祭り


 
毎年6月24日にサクサイワマンの前で行なわれる祭り。チチャは皇帝がが太陽の神に捧げた後、皇后や太陽の処女に分け与える。リャマの首を切り胸を開いて心臓と肺を切り取り太陽の神に捧げる。リャマの血とトウモロコシの粉をまぜて饅頭を作り皇帝と神官がが食べる。
ピスコサワー
 

 
葡萄の蒸留酒ピスコに卵白とレモン加えてシェイクしたものでシナモンがふりかけられている。氷には注意する。
ビクーニャ

 
アンデス高原のラクダ科ビクーニャ属動物で、ほとんど見かけられないが、筆者は幸運にも出会うことができ、家族写真におさまりました。 毛よりキャンピーという繊維を取る。アルパカやカシミヤよりも暖かく軽くて高級。皇帝や貴族の衣料だった。
 
アルパカ アンデス高原のラクダ科動物 織物と食用。保温性に優れカシミヤより暖かく軽い。
リャマ アンデス高原のラクダ科動物 荷役と食用(チャルキという干し肉)
グアナコ アンデス高原のラクダ科動物 絶滅寸前(見ることはないでしょう)  
インカコーラ
 
インカコーラ
 
INCA KOLA
 
色は黄色で甘い炭酸。COLAはしっぽの意味なので,KOLA(高貴な)にした。            
チューニョ
じゃがいもの原産地


 

フリーズドライ
製法


 
トウモロコシやトマトをはじめ多くの食材の原産地である。じゃがちゃんは5000種以上もあり、3000mの高原で作られ、住居は4000mで、夜間寒気にさらし凍らせ水分を抜き取って乾燥させて貯蔵可能にした保存食品(チューニョ)を作り都市や国家を作るだけのエネルギーを貯蔵することができるようになった。日本は最近流行しているがペルーは古くより凍結乾燥を行なってきた民族である。
わたくしの開発麺は世界にも珍しいマイナス90度でフリーズドライしています。
ピッサック市場
 
クスコの郊外
30km
有名な市場で火木日の市がにぎあう。観光向けの土産品が中心であるが地元向けの生鮮食品もある。インディオ達が各々に各地から商品を持ち込んでくる。
ユンガイの朝市 *
 
リマより車で10時間で小さな村の市場。毎日朝市が開かれている。
ワラスの市場
 
何でも揃う市場
 
大きな町の市場で近代化に向かっています。各地から思い思いに寄ってくる市。何でも揃う市場。天幕の下の市場は今も情緒を残すようです。         
プーノの市場 *
 
身の危険を感じます。前進は闇市で密輸入品が多い。
チンチエーロ市場 素朴な市 地元向けの日用品や生鮮食品が中心。観光客用の土産品も少しはある。  
ペヘレイ *   小さな魚の酢漬け
コーヒー
 
*
 
ペルーも栽培しており、ブラジルを経由して輸出され質の良いものは輸出され、そうでないものは国内消費されている。真黒いエキスが出てくるがそれを白湯で割る。

 

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